作品名『あけぼのB』 [シリアスな男]
(紙の絵216*302mm/1995年ごろ?)
「春はあけぼの」。
ぼんやりした美しさがあるんだろう。
でも春は眠い。
眠いなら眠っちゃえば?
体のサインなのかもね。
作品名『夏の魚A』 [シリアスな男]
(紙の絵250*281mm/1990年ごろ?)
一つの生活をきっちりと終え、
次の新しい生活を始める。
新しい人生を始めるみたいに。
自分の奥底に置き忘れたふりをしていた
本当はしたかった種を育てるように。
(よしもとばなな『アルゼンチンバアア』を読んで。
イルカがもっと好きになりました。
イルカの絵は少なかったので魚。
キャンバスのような凹凸の紙に
おもに鉛筆で描いています。)
作品名『鳶B』 [シリアスな男]
(紙の原画50*50mmくらい/1990年ごろ)
夕飯を食べながらテレビのチャンネルを
なにげなくかえたら動物番組をやっていた。
けなげな犬の姿を無防備に見てしまい
いきなり涙がどどどっ。
ちょうど納豆でごはんを食べていたので
鼻と口がへんな具合に。
ほかのものを食べていたなら
これほど不思議な感触にはならなかったでしょう。
動物番組からの連想というわけでもないけど
犬っぽいかもしれないと選んだ今回の絵。
年末には街頭で正月飾りを売る
鳶の姿が見られます。
すごくガッチリしてたりする。
作品名『Tシャツ大工』 [シリアスな男]
(原画1276*892pixels/2005年作)
会社の近くでビルを新築していて、
作業内容によって働く顔ぶれががらりとかわる。
このごろは暑いから上半身裸の若い人もいる。
何カ月も通ってきて家を建てる
大工さんっていいかも。
夏休みの男の子にやさしくしてくれたり。
絵は雑誌『サムソン』2月号に描いたもの。
作品名『合鍵』 [シリアスな男]
(紙の絵151*151mm/1990年ごろ?)
『合鍵』とはまた意味深長な題名。
それぞれの人に物語が生まれそう。
手持ちの鍵を見て描いたはずだが、
どこの鍵だったか思い出せない。
いま手元にはないのだ。
KENとあるのは単にKEYのもじり。
キャンバスふうの凹凸がある紙。
作品名『胸に十字架』 [シリアスな男]
(原画1276*892pixel/1999年作)
この世で、これまでの時間につぶやかれた、
無数の祈り。
作品名『偶像筋肉』 [シリアスな男]
(原画1276*892pixel/1999年作)
筋肉がはっきりしている体は描きやすいです。
古風でふっくらした顔は不釣り合いだったかも。
でもやや古風な顔が好きなので。
たいていは顔の印象で体も想像されてしまうので、
ヤセなのに顔だけふっくらとか
太っているのに頬がこけているというような人は、
「意外に××なんだね」てなことを言われた経験が
少なからずあるでしょう。困るよね。
作品名『淫らなシーツ』 [シリアスな男]
(紙の絵83*306mm/1995年ごろ?)
連休ということでひさびさに
いっぱい飲んでしまいました。
居酒屋では焼酎のウーロン茶割りやそば茶割り、
バーでは麦焼酎や泡盛を飲みました。
ひさしぶりの顔も見たしね。
(1月9日に更新したつもりでしたが
どこかでミスったのか出ていなかったので
改めて掲載します)